椿大神社とは?
 
三重県鈴鹿市に鎮座する「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」は、伊勢国一宮として知られる由緒ある神社です。 ご祭神は、導きの神として名高い「猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)」。 天孫降臨の際に道案内をしたことから、“道開きの神”として多くの人に信仰されています。
人生の進むべき道に迷ったとき、新しい一歩を踏み出したいときに訪れたい開運スポットです。
ご利益|人生の道をひらく「道開き」の神
 
椿大神社のご利益は、何といっても「道開き」。 仕事、恋愛、学業、人生の転機など、あらゆる分野で“良い方向へ導いてくれる”とされています。
また、境内には猿田彦大神の妻神「天之鈿女命(あめのうずめのみこと)」を祀る「椿岸神社(つばききしじんじゃ)」もあります。
こちらは女性守護・縁結び・芸能のご利益があることで有名。
夫婦神をお参りすると、男女の良縁や家族円満、心のバランスを整えるご加護をいただけると言われています。
見どころ|椿恋みくじとかなえ滝
◆椿恋みくじ
椿大神社で人気のおみくじの一つが「椿恋(つばきこい)みくじ」。
椿の花をモチーフにした優しいデザインで、恋愛や人とのご縁をテーマにしたおみくじです。
おみくじの中には小さなお守りも入っていて、引いた後もお守りとして身につけることができます。
淡い色合いと可愛らしいデザインは、写真映えも抜群。
恋愛運をアップさせたい方や、前向きな気持ちになりたい方におすすめです。
 
◆かなえ滝
椿岸神社のすぐ横にある「かなえ滝」は、静かに流れる清水が願いを叶えてくれると伝えられるパワースポット。
滝の前で手を合わせると、心の中の願いを神様が受け取ってくださるといわれています。
水音と森の香りに包まれながら祈ると、まるで心の中が洗われるよう。
参拝の最後に訪れると、より深い癒しを感じられる場所です。
 
御朱印の紹介|椿大神社と椿岸神社
 
椿大神社では、「椿大神社」と「椿岸神社」の2種類の御朱印をいただくことができます。
右側が椿大神社の御朱印、左側が椿岸神社の御朱印。
どちらも力強い筆致と朱印の美しさが印象的で、見開きで並べるとまるで夫婦神が寄り添うような雰囲気に。
椿大神社の御朱印には、導きの神・猿田彦大神の名が。
椿岸神社の御朱印には、天之鈿女命(あめのうずめのみこと)の名が刻まれています。
夫婦神の御朱印をそろえることで、道開きと縁結び、両方のご加護をいただけると言われています。
鈴松庵(れいしょうあん)|松下幸之助が寄進した茶室でひと休み
 
椿大神社の境内の奥には、「鈴松庵(れいしょうあん)」という趣のある茶室があります。
この茶室は、パナソニック創業者・松下幸之助氏が寄進したもので、
多くの参拝者が心を落ち着ける癒しの場所として親しまれています。
外観は数寄屋造りの落ち着いた佇まいで、
中ではお抹茶と季節の和菓子をいただくことができます。
静かな和室で一服する時間は、まさに五感が整うひととき。
参拝で清められた心を、さらに深く癒してくれるようです。
アクセス・所在地
- 所在地:三重県鈴鹿市山本町1871
- アクセス:車の場合/東名阪自動車道「鈴鹿IC」から約5分 。無料駐車場も広く、車での参拝が便利です。
- 公共交通/近鉄「四日市駅」からバスで約40分
まとめ|人生の道を照らす、心の羅針盤
椿大神社は、“人生の岐路で迷ったときに訪れたい神社”として多くの人に愛されています。 境内に流れる清らかな空気と、猿田彦大神の導きのエネルギーにふれると、 心がすっと軽くなり、次に進む勇気をもらえるはず。
参拝後は、すぐ近くの「アクアイグニス」で温泉やスイーツを楽しむのもおすすめです。

 
 
