美しい霊峰・大山(だいせん)の中腹に鎮座する
大神山神社(おおがみやまじんじゃ)奥宮は、
“日本最大級の権現造り”と“日本一長い自然石の参道”を持つ、
まさに鳥取最強のパワースポット。
石畳を一歩ずつ進むほどに浄化され、
心と身体がスッと軽くなるのを感じます。
そして圧巻の国指定重要文化財・本殿——
今回は、実際に参拝してわかった見どころ・ご利益・感じたパワーを
写真とともに詳しくご紹介します。
✔ こんな方におすすめ
- 鳥取で強力なパワースポットを巡りたい方
- 神社参拝で心を整えたい・浄化したい方
- 大神山神社奥宮の行き方や見どころを知りたい方
- 願望成就・再生・縁結びのご利益を求めている方
- 石畳参道や賽の河原など“神秘スポット”に興味がある方
大神山神社奥宮とは?
大神山神社奥宮は、大山の豊かな自然とともに歩んだ
1000年以上の歴史を持つ古社。
■ご祭神
大己貴命(おおなむちのみこと) ※大国主命
→ 縁結び、厄除け、病気平癒、国土安泰、再生の象徴
中でも「再生」「良縁」のご利益が非常に強いとされ、
古くから修験道の聖地としても崇められてきました。
■奥宮が強力なパワースポットとされる理由
- 霊峰大山の中腹“特別な地”に鎮座
- 空気が澄み切った自然神域
- 1000年以上の歴史があり、修験者が祈りを捧げた霊場
- 本殿は日本最大級の権現造り(国指定重要文化財)

日本一の石畳参道|歩くだけで心が整う“浄化の道”
奥宮へ向かう参道は、
自然石を敷き詰めた約700mの石畳。
自然石の参道としては日本最長と言われており、
歩くだけで心が静まり、雑念がそぎ落ちていくような
不思議な浄化作用があります。
森の香り、鳥の声、柔らかな光が差し込む道は、
邪気が抜ける“浄化ロード”。


冷たく澄んだ御神水は、まさに山の恵み。
手を清めるだけで気持ちがスッと整います。
後ろ向き門|神々の世界へ続く“不思議な神門”
大神山神社奥宮には、非常に珍しい“後ろ向き門”があります。
参拝者側ではなく“本殿側を向いて建てられている”神門です。
■神門の意味
- 「神様が常に本殿を守っている」
- 「俗世と神域を隔てる結界」
- 「ここから先は神々の領域である」という印
本殿から神門までの間には、
強力なパワーが流れていると言われています。
門をくぐった瞬間、
スッと空気が変わるのがわかります。

本殿(国指定重要文化財)|圧倒される“日本最大級の権現造り”
奥宮本殿は、権現造りの建築としては 日本最大級 と言われ、
重厚感と美しさを兼ね備えた圧倒的な存在感があります。
細部まで丁寧に施された彫刻、
檜皮葺の屋根、
静謐な佇まい——。
「西日本一の霊山」と称される大山信仰の厚さ、
そして当時の人々が抱いた神への畏敬が、そのまま形になった場所。
自然と背筋が伸び、
ただ静かにその場の空気を味わいたくなるような神聖さが漂っていました。

■ご利益
- 縁結び
- 開運招福
- 心身の浄化
- 所願成就
御朱印|奥宮参拝の証としていただきたい一枚
奥宮の御朱印は、参拝後の心の余韻を、そっと閉じ込めたような一枚です。

◆参拝後に立ち寄りたい「賽の河原」と「金門」
大神山神社奥宮からの帰り道、同じ石畳の参道を戻る途中に、大山随一の聖地と言われるスピリチュアルスポットがあります。それが 「賽の河原」 と 「金門」 です。
●賽の河原(さいのかわら)

大山の北壁を望みながら広がる一帯は、かつて 「三途の川」=死者の通り道を意味した場所とされていました。
荒涼とした雰囲気の中、幼くして亡くなった子どもの霊を慰めるために、親が石をひとつひとつ積み上げながら経を唱えたという風習が今も残っています。
自然の音以外ほとんど聞こえない静けさの中、風が凛と通り抜け、どこか異世界に迷い込んだような感覚に包まれます。
★大山の“静と祈り”をもっとも感じる場所
奥宮参拝後に心を整えるのにぴったりのスポットです。
●金門(きんもん)
金門|“神々の世界の入り口”とされる神秘スポット

賽の河原から奥に進むと、川の両岸に 巨大な岩壁が左右対称にそびえる「金門」 に到着します。
まるで“神が通る門”のように立ちはだかることから、古くから信仰の対象とされ、山岳修験者たちが修行を行った聖域です。
鋭く切り立った北壁と、川のせせらぎが響く谷。
圧倒的なスケールに包まれて立っていると、まるで大山そのものに抱かれているような感覚になります。
★大山屈指の“気の通り道”
ここはスピリチュアル的にも外せない、強い浄化のエネルギーを感じる場所でした。
◆賽の河原と金門で起きた、ちょっと不思議な体験
賽の河原と金門を目指して歩いていたものの、正直どこがどこなのかよく分からず、引き返そうとしたその時です。
どこからともなく中年の男性がすっと現れ、
「この下が賽の河原だよ。あそこに見えるのが金門。」
と教えてくれました。
突然だったので少し驚きましたが、親切に一緒に降りて案内してくれ、
「ずっとこの辺にいるから詳しいんだよ」と笑って話してくれました。
その時は「親切な地元の方だな」と思ったのですが、
あとから振り返ると、なぜかとても不思議な体験のようにも感じます。
★“導かれたような出会い”のおかげで、
賽の河原と金門の神聖な景色をしっかり目に焼きつけることができました。
こういう予期せぬ出会いが起こるのも、
大山という神域だからこそなのかもしれません。
まとめ|人生の節目に訪れたい“覚醒と浄化”の場所
大神山神社奥宮は、
大山の自然と神々の力が溶け合う
“究極のパワースポット”。
石畳を歩くうちに心が整い、
本殿では深い静寂に包まれ、
自然と涙する人も少なくありません。
大きな選択をするとき、
迷いを断ち切りたいとき、
心をリセットしたいとき——。
奥宮は、きっとあなたに必要な言葉とエネルギーを
そっと届けてくれます。

