【岐阜・おちょぼ稲荷】月末限定!月越し参りで仕事運・商売繁盛を引き寄せる参拝体験記

開運旅
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岐阜県海津市にある、仕事運や家内安全のご利益で知られる
千代保稲荷神社
地元の人からは親しみを込めて「おちょぼさん」と呼ばれ、経営者や個人事業主、副業をしている人など、仕事に関わる願いを持つ多くの参拝者が全国から訪れます。

特に有名なのが、毎月月末から翌月1日にかけて行われる「月越参り(つきこしまいり)」。
一か月の感謝と、これから始まる新しい月の願いを込めて参拝するこの時期は、境内だけでなく参道も屋台で賑わい、夜通しお祭りのような活気に包まれます。

この記事では、そんな月末のおちょぼ稲荷で体験した
境内の見どころや参拝の特徴、そして参道の賑わいについて、実際に訪れた目線でご紹介していきます。

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境内の見どころ|初めてでも迷わない、おちょぼ稲荷の参拝手順

おちょぼ稲荷の境内は、一般的な神社とは少し違い、
商売繁盛や仕事運を強く意識した、独特の参拝風景が広がっています。

「油揚げっていつ買うの?」「ろうそくはどこで?」と、戸惑う方も多いので、
初めての方でも安心して参拝できるように
実際の流れに沿って境内の見どころをご紹介します。

① 鳥居をくぐったら、まずは手水舎へ

おちょぼ稲荷の鳥居をくぐったら、最初に手水舎で手と口を清めます。
月末参りの日は混雑していますが、ここで一度立ち止まり、気持ちを整えるのがおすすめです。

② 油揚げとろうそくを購入

おちょぼ稲荷では、稲荷神社の神使である狐の好物とされる油揚げをお供えする、
とてもユニークな参拝方法が特徴です。

手水舎のすぐ横では、油揚げとろうそく(セットで70円)が販売されています。
おばちゃんが立っている売り場が2、3か所ほどあり、どこも値段は同じなので、空いているところで購入して大丈夫です。

③ 燈明場でろうそくに火をつけてお供え

そのまま進み、少し階段を上がると燈明場があります。
すでに灯っている他のろうそくから火を分けてもらい、自分のろうそくに火をつけて奉納します。

④ 拝殿で油揚げをお供えし、参拝

ろうそくをお供えしたあとは拝殿へ。
油揚げをお供えし、お賽銭を入れて、日頃の感謝と商売繁盛・仕事運向上の願いを込めて手を合わせます。

拝殿の前にあるお供え物置き場(油揚げやお酒が置いてあります)があり、この日は油揚げが山盛りでした。

⑤ 霊殿で名刺のお供え|商売繁盛を願う人が集まる場所

拝殿のはす向かいには、霊殿と呼ばれる建物があります。
ここは、おちょぼ稲荷の中でも、少し独特な空気を感じる場所。

霊殿には、古い眷属像(狐の像)などが大切に収められており、
あわせて保食神(ウケモチノカミ)
もお祀りされています。

霊殿の前に立つと、まず目に入るのが、たくさんの名刺
このように名刺が並んでいる光景を見るのは初めてだったため、最初に見たときは驚きました。

しかし、眺めているうちに、
「これこそが、おちょぼ稲荷が商売繁盛で信仰されてきた理由なのかもしれない」
と感じるように。

仕事や商売に向き合う人たちの想いが、この場所に集まり、
それぞれの願いが静かに重なり合っているように思えました。

拝殿でお参りした後は、多くの方が霊殿にもお参りしていました。
ここが一番ご利益があるのでは?と感じるほどの熱量があります。

おちょぼ稲荷が「商売繁盛の神社」として多くの人に親しまれている理由を、
説明ではなく、目の前の光景から実感できる場所が、この霊殿です。

⑥ 拝殿横にある「古堂」にもお参り

拝殿のすぐ横には、古堂と呼ばれる小さなお社があります。
参拝の流れの中では見落としがちですが、ここもぜひ立ち寄りたい場所のひとつです。

古堂には、かつての本殿の一部が大切に保存されており、
源氏の御霊を祀る多田神社のお札が納められています。

開運や金運にご利益がある場所としても知られており、
静かに手を合わせている参拝者の姿が印象的でした。

⑦ 拝殿と古堂の間にある「重軽石」で願いを占う

拝殿の向かって右横には、願いが叶うか占うことができる
重軽石(おもかるいし)があります。

ただ、この重軽石は少し見えにくい場所にあるため、
気づかずに通り過ぎてしまう人も多いようです。
ぜひ拝殿参拝のあと、意識して探してみてください。

重軽石は2つあり、
左側の石は、1度目に持ち上げたときは重く感じましたが、
2度目に持ち上げると、少し軽く感じました。

一方、右側の石は左の石よりも明らかに重く、
1度目も2度目も、ずっしりとした重さ。
どうやら私の願いは、
「少し頑張らないと叶わない」タイプのようです。

⑧ 精霊殿|本殿の奥にひっそり佇む、願掛けの場所

拝殿の横から本殿の後ろへ進み、ぐるっと回ると
社務所に前に、精霊殿があります。
参拝ルートの中でも少し奥まった場所にあるため、
気づかずに通り過ぎてしまう人も多いかもしれません。

精霊殿では、少し変わった願掛けが知られています。
それが、屋根の上にお金を投げ、屋根の上でとまると願いが叶う
というもの。

実際に屋根を見上げてみると、
そこにはたくさんの小銭が乗っていて、
長年、多くの人が願いを託してきた場所であることが伝わってきました。

ただ、私はお金を投げることに少し抵抗があり、
今回はこの願掛けには挑戦せず、
お賽銭箱にお金を入れて、静かに手を合わせることにしました。

⑨ 御朱印・お守りの授与はなし|おみくじはあり

おちょぼ稲荷では、
御朱印やお守りの授与は行われていません。

神社巡りや御朱印巡りをしている方にとっては、
事前に知っておきたいポイントのひとつです。

実際に境内を巡ってみると、
おちょぼ稲荷は、
参拝そのものや、願いを込める行為を大切にしている神社
という印象を受けました。

油揚げをお供えしたり、名刺を置いたり、
重軽石や精霊殿で願いと向き合ったりと、
体験を通してご利益を感じる参拝スタイルが特徴的です。

おみくじは授与されています。
参拝の締めくくりとして運試しをしてみるのも、楽しみ方の一つです。

月越参りの楽しみ|にぎやかな参道を歩く

月越参りのおちょぼ稲荷の楽しみは、何といっても参道での食べ歩き。
参拝を終えたあとは、ぜひ参道散策も楽しみたいところ。

参道には、
飲食店はもちろん、熊手や七福神などの縁起物を扱うお店、
衣料品店、漬物や草餅といった昔ながらの味を並べるお店まで、
さまざまなお店が軒を連ねています。

この日は月末ということもあり、
参道沿いだけでなく、参道からはみ出すように屋台もずらり。
りんご飴やお好み焼きなど、お祭りの屋台のような雰囲気で、
見て歩くだけでもワクワクします。

ここでは、数あるお店の中から、
実際に立ち寄ってよかったおすすめのお店を4つご紹介します。

● 玉屋|金ぴか社長と金運アップを味わう、串カツの名店

おちょぼ稲荷といえば外せないのが、
串カツの名店 玉屋さん。

おちょぼ稲荷の参道で、ひときわ存在感を放っているのが
串カツの名店 玉屋

玉屋さんは、サクサクの串カツが名物なのはもちろん、
金ぴかのスーツを着た社長がいることでも有名なお店です。
さらに店内に入ると、壁や装飾まで金色づくし。
なんとトイレまで金ぴか仕様という徹底ぶりで、
思わず「ここで食事をしたら運気が上がりそう…」と感じてしまいます。

看板メニューの串カツは、衣が軽く、
甘めの味噌だれとの相性も抜群。
串カツだけでなく、どて串もとても美味しく
参拝後の腹ごしらえにもぴったりです。

週末や月末の月越参りの日は、
店の前に長い列ができることも多く、
入店までに少し時間がかかる場合があります。
それでも、「せっかくおちょぼ稲荷に来たなら一度は体験してほしい」と思える一軒です。

そして運が良ければ、
黄金色のスーツに身を包んだ社長に会えるかも。
そんなワクワク感も含めて楽しめるのが、玉屋さんの魅力。

串カツを味わいながら、
金運・仕事運アップを願いたくなる、
おちょぼ稲荷らしさ満点のお店です。

● 芋にいちゃんの店|知っていないと通り過ぎてしまう、芋スイーツの名店

参道グルメの中でも、
「え、こんなところに?」と思う場所にあるのが
芋にいちゃんの店

お店は、参道のメイン通路から
おちょぼ稲荷のすぐ横にある細い道を入ったところにあります。
距離的にはとても近いのですが、メイン通り沿いではないため、
知らないとそのまま通り過ぎてしまいがち。

それでも、時間帯によっては行列ができるほどの人気店で、
一度食べると「また来たい」と思わせてくれる味です。

今回購入したのは、
大学芋鬼まん(おにまん)

大学芋は、
外はカリッと香ばしく、中はホクホク。
甘さもくどくなく、食べ歩きにも、お土産にもぴったりです。

鬼まんは、
白と黒糖の2種類があり、
どちらももっちりとした食感で、やさしい甘さ
素朴ながら、どこかほっとする味わいでした。

おちょぼ稲荷参拝のあと、
「ちょっと甘いものが食べたいな」というタイミングに、
ぜひ探して立ち寄ってみてほしい一軒です。

● しおのくら|参拝土産に選びたい、歴史ある漬物屋さん

おちょぼ稲荷の参道を歩いていると、
漬物屋さんが多いことに気づきます。

参拝のお土産として
✔ 持ち帰りやすい
✔ 日持ちする
✔ 家に帰ってからも楽しめる

そんな理由から、漬物は昔から人気があり、
その文化が今も続いているため、
参道には歴史ある漬物屋さんが多く残っているそうです。

その中で、今回立ち寄ったのが
しおのくらさん。

店頭にはさまざまなお漬物が並び、
種類がとても豊富。
試食もできるので、
「味が分からずに買うのは不安…」という方でも安心して選べます。

参拝の余韻を、
食卓でもう一度楽しめるのが、
漬物土産のいいところ。

おちょぼ稲荷らしい、
素朴で実用的なお土産を探している方に、
ぜひおすすめしたい一軒です。

● ごまの蔵|「うまくいく」に願いを込める、縁起のいい福豆

参道を歩いていると、
「午年の福豆 うまくいく」
という看板が目に入り、思わず足を止めたのが
ごまの蔵さん。

店頭で案内され、味見をさせていただくと、
ごま味のおまめは食べやすいサイズで、
固すぎず、とても美味しい一品。
今年限定の商品ということもあり、
縁起を担いで購入することにしました。

実は、ごまの蔵さんはごま専門店
店内に入ると、ふわっと広がるごま油の良い香りに包まれます。
福豆のほかにも、ごまを使った商品がいろいろと並び、
「これは何だろう?」と見ているだけでも楽しい空間でした。

「うまくいく」という名前も、おちょぼ稲荷らしく、
仕事運や商売繁盛を願う参拝の締めくくりにぴったり。

参拝の記念に、
一年の流れが“うまくいきますように”と願いを込めて、
手に取りたくなるお土産です。

見て歩くだけでも楽しい、月末の参道

月越参りの日は、人もお店も多く、
すべてを回るのはなかなか大変ですが、
その分、活気と賑わいを存分に感じられます。

参拝のあとは、
無理にたくさん食べ歩かなくても、
気になるお店をいくつか選んで楽しむくらいがちょうどいいと感じました。

月越参りの混雑・駐車場事情まとめ

おちょぼ稲荷は、通常の日であれば境内を数分で回れるほどの規模ですが、
月越参りの日は状況が大きく変わります。

私が訪れたのはお昼前の11時頃でしたが、すでに境内も参道も多くの人で賑わっており、
境内をぐるっと一周するだけでも、思っていた以上に時間がかかりました。

月末は夜の参拝が有名ですが、
昼間でもしっかり混雑するというのは、行ってみて実感したポイントです。

駐車場について

  • 無料駐車場はありますが、月末は長蛇の列になることが多い
  • 有料駐車場は500円前後が相場
  • 東口大鳥居・南口大鳥居どちらにも広めの有料駐車場あり

今回は、無料駐車場の列を見て、500円の有料駐車場を利用しましたが、
結果的にスムーズに参拝できたので正解だったと感じました。

月越参りの日は、
時間と心に余裕を持って行くことが何より大切
「待つ時間も含めて月末ならではの雰囲気」として楽しめると、
満足度の高い参拝になると思います。

まとめ|活気の中で願いを届ける、おちょぼ稲荷の月越参り

岐阜県にある 千代保稲荷神社 は、
静かに手を合わせる神社とは少し違い、
人の想いとエネルギーが集まる、活気あふれる商売繁盛の神社でした。

油揚げをお供えする参拝方法、
霊殿での名刺のお供え、
重軽石や精霊殿、古殿といった体験型の参拝スポット。
そして、月末ならではのにぎやかな参道。

御朱印やお守りの授与はありませんが、
その分、「願いと向き合う時間」そのものが印象に残る参拝だったように感じます。

初めて訪れる方は少し戸惑う場面もあるかもしれませんが、
事前に流れを知っておけば、より安心して楽しめるはず。

仕事運や商売繁盛を願いたいとき、
月の節目に気持ちを切り替えたいとき。

そんなタイミングで、
一度は訪れてみたい神社が、おちょぼ稲荷です。