四谷の千枚田とは
愛知県新城市にある棚田で、日本の棚田100選にも選ばれている絶景ポイントです。
棚田とは、山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に作られた水田のことで、平地の田んぼと違い、田んぼ一枚一枚のサイズや形が異なります。
棚田はその地形ゆえに、機械が入るスペースがなく、農家さんが一つ一つ丁寧に手作業で田植えや稲刈りを行っています。先人が残した偉大な棚田を、地元の農家さんが風化させることなく、今も大切に守り続けています。
見ごろ
5月頃から田植えが始まり、梅雨が明けた7月初旬から中旬が見ごろと言われています。
私が行った6月の初旬でもこんな感じで絶景でしたが、
7月初旬にはさらに青々とした絶景が見られるでしょう。
基本情報
所在地:〒441-1942 愛知県新城市四谷230
料金:無料
駐車場:20台(無料)
トイレ:有ります
行き方と駐車場案内
<車の場合>
新東名新城インターを降りて約30分ぐらいで行けます。
新城インターを降りて、「新城インター」信号を右折⇒国道151号線「有海」交差点信号を左折⇒国道257号線「長楽」信号を右折⇒海老池貝津信号を右折(私はこの信号を通り過ぎてしまいUターンしたので見逃さないように気を付けましょう)⇒しばらく道なりに進むと「よう来たのん!」の看板が左手に見えます。そこが駐車場になります。
この駐車場を通り越して、さらに上に500mほど行くと5~6台ほどの駐車場もあります。歩いて上へ行くのは結構大変なので、上からの景色を眺めたい方はそちらにどうぞ。
トイレ情報
公式サイトなどではトイレ無しとなっていますが、実はトイレがあります。
最近設置されたのかもしれませんが、「よう来たのん!」の駐車場から棚田に降りて行った先に、仮設トイレが一つありました。地元の農家さんが使うものだと思って中をのぞいたら、「どうぞ使ってください」という看板があり、貯金箱のようなものが設置されていました。
ありがたく使わせていただき、お礼に貯金箱にチャリンと入れてきました。使われた際はどうぞチャリンしてくださいね。
注意事項
地元の方が道を横断していますので、山道はスピードを出さずにゆっくり走りましょう。
農家さんが大切に育てている田んぼです。田んぼの中に入ったりあぜ道を荒らしたりしないように気をつけましょう。
棚田カードの配布
後から調べて知ったのですが、棚田カードというものがあるそうです。
棚田カードとは、2019年に農林水産省が棚田を訪れるきっかけになることを願って作り始めたものです。愛知県ではこの「四谷の千枚田」と「千万町棚田」のわずか2か所でしか配布していないレアカードです。事前に知っていたら欲しかった・・・。
【カード配布場所】
愛知県新城設楽農林水産事務所
住所:北設楽郡設楽町田口字子貝津6-2
電話:0536-62-0554
受付時間:9:00~17:00(※年末年始除く)
カードがない場合もあるので、欲しい場合は事前に確認してから行きましょう。
まとめ
日本昔話しのような日本の原風景にホッと心が和みます。
新緑のこの時期にしか見られない絶景、ぜひ一度は見ていただきたいです。
このあと周辺スポットにも行きましたので、またご紹介しますね。