【鈴木敏夫とジブリ展レポ】鈴木敏夫さんの“言葉の魔法”に触れる旅|長野県立美術館にて開催中

おでかけ

善光寺参拝のあとに立ち寄った、長野県立美術館の「鈴木敏夫とジブリ展」。
ジブリ映画を支えてきた鈴木敏夫さんと“ジブリの言葉”にフォーカスした展覧会で、
ジブリファンはもちろん、心に響く言葉にふれたい方にもぴったりの空間でした。

今回は展示の見どころや、お土産・善光寺との限定コラボグッズも合わせてご紹介します。

展覧会の基本情報|鈴木敏夫とジブリ展 in 長野

美術館のエントランスに掲示されている千尋の顔の看板
  • 開催期間: 2025年4月25日(金)~6月29日(日)
  • 開催場所: 長野県立美術館 (善光寺のすぐ隣。参拝とセットで立ち寄れます♪)
  • 開館時間: 9:00~17:00(最終入館は16:30)
  • 休館日: 水曜日(祝日の場合は翌平日)

🎫 チケット情報(日時指定制)

  • 入場には日時指定チケットが必要です。
  • 公式オンライン(ローソンチケット/ミュージアム公式ページ)での事前購入がおすすめ
  • 当日券がある日もありますが、混雑日や休日は事前予約が確実です
区分平日土日祝
大人1,600円1,800円

▶ チケット詳細・購入:公式チケットページ

展示体験レポート|※ネタバレ注意!

ここからは、展示の様子についてご紹介します。
写真撮影は基本NGでしたが、いくつか撮影OKなスポットもありました。
※写真はすべて撮影OKエリアのみ。展示全体のネタバレは避けつつ、雰囲気だけお伝えします。

🐥 展示のスタートは “オオトリ様”のお出迎えから

美術館の入り口を入ってすぐに現れるのは、『千と千尋の神隠し』でおなじみの「オオトリ様」!
これは嬉しい撮影スポットです。
ゆったりと温泉に浸かる姿が可愛らしくて、思わず笑顔になります。

オオトリ様が大きなお風呂に入っているオブジェ

心に響く「鈴木敏夫さんのことば」

入り口では、鈴木敏夫さんが作品を通して届けてきた“ことば”たちが展示されています。

鈴木敏夫さんの言葉が並んだボード

展示会場の頭上には、名シーンと共に大きな立体になった言葉が並んでいました。
その一部を少しだけ紹介します。

千と千尋の神隠しの千尋が言った「ここで働かせください」の文字
「千と千尋の神隠し」
「もののけ姫」の作品のキャッチフレーズにもなっている言葉。「生きろ、そなたは美しい」
「もののけ姫」
「紅の豚」の言葉。「飛べない豚はただの豚だ」
「紅の豚」

写真が撮れるスポットも充実!

トトロと一緒に撮影できるスポット!
トトロが持っているのは「笹の葉でくるみリュウノヒゲで縛った包み」。
バス停でサツキとメイちゃんにお礼を渡すシーンですね。
中トトロと小トトロも葉っぱを持っていて可愛いです。

大トトロ、中トトロ、小トトロが並んでいる

カオナシが読書をしている癒しの「書斎空間」。
個人的に、カオナシは立っているより、このように座ったポーズでいるのが好きです。

書斎の中央にカオナシが座って本を読んでいる

書棚には鈴木敏夫さんが関わってきた本や映画のコレクション、作品のキャラクターのぬいぐるみや小ネタもあって、遊び心たっぷり!

書棚に置かれているポルコのおもちゃ

ずらっと並んだ本の数々。鈴木さんがどんな言葉に触れてきたのかが分かります。興味がある本がいくつかあったので読んでみたいと思いました。

湯婆婆の巨大顔からおみくじが引ける!

2階から1階におりると、迫力満点の湯婆婆の巨大オブジェが登場!

湯婆婆の大きな顔のオブジェ

なんと、口の中にある紐を引っ張る“おみくじ”ができます。追加料金なし!

引っ張た紐の先にある番号のおみくじを、開運か恋愛のいずれかから選んで取り出します。

恋愛おみくじの紙が入っている棚
開運おみくじの紙が入っている棚

私は開運を選びました。結果は、「末吉」。

末吉のおみくじ

書かれていたのは、鈴木敏夫さんの言葉。「自分は信じない。他人を信じる」
ん?どういう意味?と思いましたが、説明を読んで納得。まさに今の私に刺さる言葉でした。

グッズ紹介|ジブリ愛が高まる!展示会&善光寺の限定アイテム

展示を見たあとは、やっぱり楽しみなのがグッズコーナー!
今回の「鈴木敏夫とジブリ展」では、展示会限定グッズや三鷹の森ジブリ美術館で販売されているアイテムもたくさん並んでいました。

展示会限定グッズのクリアファイル
展示会限定のクリアファイル

善光寺限定!コラボアイテム

善光寺と展示会のコラボグッズ
善光寺とのコラボグッズ

善光寺では、善光寺とジブリ展のコラボグッズも登場!こちらは善光寺の境内にある授与所で販売されています。私は、湯婆婆の絵馬(赤)と根付を購入しました💛
展示会開催期間中だけの限定品。旅の記念としても、開運アイテムとしてもとてもおすすめです!

まとめ|手書きの“ことば”が生み出す、ジブリの魔法

展示の中で特に印象に残ったのは、鈴木敏夫さんが書いた企画書やスケジュール表、メモなどが、すべて手書きだったこと

整ったフォントでも、デジタルでもない。
にじみや震えまで感じるような筆跡の中から、
強く、やさしく、印象に残る“ことば”が生まれていたのだと、あらためて思いました。

そういえば、Windowsが発売される前、
言葉やアイデアは、いつも紙に書き出すことから始まっていたように思います。
書くことで、思考が整理され、感情が形になり、
やがてそれが誰かの心に届く“ことば”になっていく。

それはまるで、思考が現実化していくプロセスそのもの。
ジブリの魔法は、こうして生まれていたのかもしれません。

言葉を、紙に書き出してみたくなる。
そんな気づきをくれた展示会でした。

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